今まで読み聞かせてきた絵本の中で、とくに感銘を受けた絵本の紹介です。
普段のエッセイ調文体ではありませんので、もしご興味のある方がいらっしゃいましたら覗いて行ってくださいませ。
表紙に描かれている列車が、若葉、花、雨といった自然を通り過ぎるたびに、自身の色を変身させながら走り抜けていく。
「いろいろれっしゃはへんしんれっしゃ」という文章が繰り返しでてくるので、列車そのものは変わらないのに「色だけが変わっている」ことが理解しやすい。
そして、ページがすすむほどに、主人公の列車の表情が豊かになっていくので(最初は微笑み程度なのに、最後は【>u<】こんな感じでとても楽しそうになる)、表情に合わせて読み方も楽しそうにしてやると、こどもも盛り上がってくれる。
ストーリー性はないですが、疾走感があって読み聞かせにぴったりな絵本。息子が汽車好きなせいもありますが、我が家ではリピート率高いです。
ご参考までに。