ぶきっちょさんの共働き入門

結婚、キャリア、こどものこと。一度にひとつのことしかできないぶきっちょな日々

【今週のお題】世界で二番目に好きだと

「いつかもし子供が生まれたら、世界で二番目に好きだと話そう」

某国民的アイドルのヒット曲の一節。わたしはこの歌の二番の歌詞がすきだった。

いつかもしこどもが生まれたら、同じことが言えたらいいと思っていた。

大人になっていつか誰かと結婚し、こどもができて長い時を過ごしたとしても、お互いがいちばんの理解者であり、こどもの「親」としてでなく、パートナーとして一番大切だといえる関係を作っていけたら幸せだろうとおもっていた。

実際に息子を授かり、臨月を向かえた私と主人は、おおまじめにそう言い合っていたのだ。こどもが生まれても、まずは夫婦関係を大切に。互いを一番に。こどもはいつか手を離れ、夫婦二人の時間を長く過ごすのだから、お父さん+お母さんだけの関係にはなるまいね、と。

 

しかしいま。

私は毎夜、保育園から帰ってきた息子に「世界でいちばんだいすきよ」と躊躇なく頬ずりしている。ひとりで集中して遊んでいるときは、なるべくそっとしておいてやろうとも思うのだが、隙をみては「かわいいかしこいすばらしい」と褒めたたえながらぎゅうぎゅう抱きしめてしまう。仕事をしているので、物理的に一緒に過ごせる時間は長くはないけれど、短い時間に愛情を伝えねばと躍起になってしまうのかもしれない。イヤイヤ期がはじまったらしい息子は、なにをするにも「ちがう!」と嫌がるのだが、母親からのハグと頬ずりは、遊ぶ手をとめて受け入れてくれる(すごく嫌そうな顔をしているけれど、照れ隠しだろうか・・)。

 

嘘でも冗談でも建前でも、息子に「二番目に」などとは言えない。

 

はじめは何とも言えない顔をしていた主人も、いまではすっかり「息子がいちばん、妻もいちばん」と折り合いをつけたらしい。同着一位でなにがいけない。自分のこどもがこんなにもかわいいなんて、本当にうれしい誤算であったな、と頷きあえるのは幸せなことだ。

 

ただひとつ告白すると、「せかいいちだいすきよ」と話しかける私を横目に、息子に「よかったな、昇格したぞ。でも元々は父ちゃんが一位だったんだぞ・・」と恨みがましく話しかける主人を、心の中で憎からず思っていたのも事実である。

 

今週のお題「告白します」