【絵本紹介】のりものなあにかな
今まで読み聞かせてきた絵本の中で、感銘を受けた絵本の紹介です。
サイズ:20.0×19.5cm
ページ数:18ページ
初版: 2018年10月25日
発行:学研プラス
男の子(ゆうくん)がおかあさんといっしょに街をあるくなかで、いろんな乗り物を見かける話。ページの端に、次ページの乗り物の一部がみえているため「つぎはなにかな?」と読み聞かせの中で自然にやり取りが発生する点はおすすめ。
発行は2018年ですが、イラストも描かれている風景もレトロ調で懐かしい雰囲気。現在の子育て世代がこどもだったころより、さらに昔の古き(よき?)日本という感じです。登場人物の男の子の表情も、やわらかくて可愛いです。
ただ、共働き世帯も増えている中で「バスで帰宅するお父さんを、(街の中を)エプロンをつけたままのおかあさんが子供を連れてお迎えに行く」という描写がいまいち馴染まず、お気に入りとはなりませんでした。レトロ調なので、昔の風景を表現しておりそれはそれで自然なのでしょうけれど。(あくまで我が家で馴染まなかっただけです)
ご参考までに。