ぶきっちょさんの共働き入門

2021年夏より家族でアメリカ居住。異国暮らしとキャリア断絶について考える日々

回想

【回想】忘れ物の数だけ、黒板に正の字を書きましょう 完

「不当」だとか「理不尽」だとか、そういう言葉を知っていたならば、と思う。あの時の私はその言葉を知らなかったので、ただただ増えていく正の字を眺めていることしかできなかった。心の中が黒く塗りつぶされていった。自分を弱者だと思った。この世界はど…

【回想】忘れ物の数だけ、黒板に正の字を書きましょう②

子供というのは大人をよく見ている。幼くてもその自治力というか正義感というか、与えられたルール内で大人の意思に従うのは上手なのだ。そしてその自治力が、新たなルールを作り出した。 「先生、ぶきっちょさんは落とし物も多いです。落とし物も数えたほう…

【回想】忘れ物の数だけ、黒板に正の字を書きましょう①

ブログ趣旨とは少し外れるかもしれませんが、ツイッターで話題になっていたことで昔の記憶が鮮明に思い出されたので書いてみることにします。育児に通ずることもあったので。 ツイッターで「忘れ物の数を黒板に書きだされる学校があるらしい」と話題になって…