今まで読み聞かせてきた絵本の中で、感銘を受けた絵本の紹介です。
普段のエッセイ調文体ではありませんが、もしご興味のある方がいらっしゃいましたら覗いて行ってくださいませ。
定価1,430円 (本体1,300円+税)
- 初版:2017年2月25日
- 判型:B5判/サイズ:19.1×26.6cm
- 頁数:32頁
かわいい動物たちが、たべものをモチーフにした電車に乗り込んでいくお話。
三浦太郎さんの本は何冊か読んでいますが、同作者作品の中で、これまでで一番ウケのよかった本です。1歳児には少し長いかなという量ですが、繰り返される「でんしゃはガッタンふみきりカンカン。あれあれなんだかいいにおい。」という文章の語感が気に入ったようでした。
駅名に統一感がない(「サラダ駅」という普通の名詞があったかと思えば「ジュージュー駅」という擬音になったり、「さびぬき駅」になったり、「べつばら」駅になったりします)のがポイント。大人が読み聞かせていて飽きません。
ただちょっと扱う題材の多さに、欲張り感は感じてしまいます。<動物><乗り物><食べ物>すべてが同じインパクトで登場するので。そのぶん、どんなお子さんにも幅広く好かれそうではあります。
(我が家の息子は、扱う題材が多いためか大好きな「乗り物」の本とはみなさず、楽しそうに聞いてはいるものの「お気に入り」とまではいきませんでした)
ご参考までに。