【絵本紹介】かぜビューン
今まで読み聞かせてきた絵本の中で、感銘を受けた絵本の紹介です。
サイズ:17.5×17.5cm
ページ数:38ページ
初版: 2018年2月8日
発行:学研プラス
作者名(tuperatuperaさん)とイラストのタッチで、てっきり洋書の日本語訳かと思いました。
ストーリーは風に吹かれた人物や物の様子を描くだけ、というシンプルさながら、ライオンのたてがみがカツラのように飛ばされてしまったり、強面のおじさんが強風で涙目になったりと、大人もじわっと笑わせに来る内容。かわいいメルヘン絵本向けタッチではない上に、瞳も三白眼気味で可愛げたっぷりとはいかないので、好みは分かれるかもしれませんが、私はとても好きです。(1歳後半の息子にはこの面白さはまだ伝わらず・・)
しかけのページが風をイメージした波型裁断なので、ちょっと耐久性に不安がありましたが、紙質がしっかりしていたので数回読んでみてとくに問題なさそうでした。
ご参考までに。