我が家では、某写真館で購入できる顔写真入りキーホルダーをとても気に入っていて、今日までは「息子が世界一可愛く映っているキーホルダー」と呼びならわしていた。
丸型と四角型が選べ、中に写真館で撮影した可愛い我が子の写真をいれられるのだ。とても素晴らしい商品である(某写真館の回し者ではありません)。
しかし今日、「息子が世界一可愛く映っているキーホルダー」という呼び名を改めることになった。
その名も「親ばかキーホルダー」である。
ツイッターでそのように呼ばれているのを偶然目にして、その呼び名の的確さに心打たれ、もうそれ以外はありえないと思っている。
親ばかキーホルダー。言いえて妙である。
有名人でも何でもない幼児の写真が入っているそれは、本人の親もしくは親類以外にはガラクタでしかなく、またそんなものを持っている時点で親ばか以外の何物でもなく。
このキーホルダーには真の用途として「成長して反抗期を迎えた子供の通学カバンにこっそりつけて親の愛を伝える」というものがあるらしい。
反抗期を迎えた将来の息子に、その報復ともいえる行為が「なにすんだよやめろよクソババア」くらいで許されるような関係を築けていたら最高だ。
どうか、成績だの部活だの多くは望まないから、五体満足健康で成長してほしい。
我々に対して安心して反抗心をあらわにしてほしい。受け止める心構えを10年そこらで整えておくから、信頼して尖がってくれていい。
将来の息子のカバンに、主人と一緒にキーホルダー(丑年の着ぐるみをかぶった世界一可愛いやつ)をつける日が来るのを心待ちにしている。
その日が来るまでに、親としてまだまだ未熟な私たちは、親ばか改めばか親にならないよう十分に気をつけながら精進していく所存であります。